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カバンのマナーは日米で違う

商談の時に机の上にカバンを置いてはダメですよ。だってカバンの底は汚れているから、不快に思われますよ。というのは良く聞く話です。これはこれでいいのですが、机の下で書類を出すためにゴソゴソやるのをアメリカの友人達は嫌がります。「なんで隠してるの?」という感じです。
鞄と机


アメリカの友人達は机の上にドーンとカバンを置いて、書類を取り出します。「日本人は、机の上にカバンを置くのを嫌がるんだよ」と教えると、面白い回答が返ってきました。「ではなぜ日本人は、テーブルクロスの上に携帯電話や手帳を置くのか?」というのです。実に興味深い指摘です。

アメリカ人は、テーブルの上にカバンどころか足を乗せることもあります。作業机だけでなく、家に遊びに行くとダイニングテーブルにドーンと足を乗せているのを見ることもあります。しかしテーブルクロスを敷くと、そこには食器しか置かれません。フォークやスプーンもテーブルクロスの上に用意されます。

テーブルクロスは食事と食器を置く場所なので、携帯電話や手帳を置くのは無作法なんです。テーブルクロスを敷く敷かないで、テーブルは足を乗せても良い場所から食器しか置けない場所に変わるわけです。これは、日本浸透していないマナーですね。

では日本ではどうしてテーブルが日本に入ってきたときに、このマナーは浸透しなかったのでしょうか?江戸時代は膳で食事をしていましたが、明治に入ってテーブルが輸入されます。家庭には、畳の上で食事をする文化との折衷で、折りたたみ式のテーブル、いわゆるちゃぶ台が用いられます。このちゃぶ台は、関東大震災の後に普及したそうです。

このちゃぶ台の普及は、こたつの普及と複雑に絡み合っていて、私も整理できていません。しかし膳からちゃぶ台へ、風呂敷からカバンへと移行する中でテーブルクロスが抜け落ち、テーブルの上になにを置いていけないのか、というマナーが独自に育ったように思います。

こういったクロスカルチャーには、興味がつきません。
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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