FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ネットの炎上事件簿04 上村愛子ブログ炎上

これまで紹介した事例は、炎上する側にも反社会的行為などの落ち度がありました。しかし今回の上村愛子さんの例は、ほとんど落ち度が見当たらない例です。スキーのモーグルで活躍していた上村愛子さんは、ファンとの接点を持つ目的でブログを運営していました。
上村愛子

発生時期
2006年8月

経緯
上村愛子さんがブログをアップ

批判コメントが殺到する

上村さんが謝罪文を掲載する

批判コメントを書く人への批判が大きくなり、沈静化する。


事の発端は、ボクサーの亀田興毅選手が世界タイトルを獲得した後に、祝福のメッセージを掲載したことです。
亀田興毅

「よかったねー!
がんばったねー(T_T)
今日の涙をみて、すごい素直な人で
すごい努力家というのが伝わってきました(>_<)
本当に感動しました。
愛子もがんばらなきゃ!(>_<)
うー!」
(一部を抜粋)

これにアンチ亀田の人、判定に不信感を募らせていた人達が、批判を始めます。

「これで感動するなんて、モーグルもやらせですか?」
「アスリートとして失格です」
「見損ないました」

こういったコメントで埋め尽くされ、瞬く間に炎上してしまいました。所属事務所によると、上村さんは相当なショックを受けたようです。こうした中、上村さんは謝罪文を掲載しました。

「ボクシングの判定基準も知らないのに、軽々しくコメントしてしまったんだと反省しています」
(一部を抜粋)

この事件は、炎上した当事者の対応が素晴らしかった例です。客観的に見れば、上村さんはボクシング関係者ではないので、判定の是非には何の関係もありません。個人的な感想を言っただけなので、謝罪する必要があるとは思えません。しかしあえて自分の至らなさを謝罪したことで、共感を呼びました。

さらに見事だったのは、ブログを閉鎖せずに批判コメント削除せずにそのまま掲載し続けたことです。これにより、逃げるのではなく全ての声を受け止めるという態度を示しました。謝罪文の直後から「見直した」「立派だ」というコメントが入りました。

もちろん、謝罪しても批判する人は批判を続けましたが、ブログを読んでいる人の中から、上村さんを擁護する声が出てきて大きくなっていきました。

これらの手法は、以前から炎上対策として言われていたことです。しかしいざ炎上すると、書き込みを編集したり、コメント欄を閉じたり、ブログを閉鎖して被害が拡大していました。やはり人から批判され続けると、誰しも逃げたくなるものなのです。

上村さんの判断なのか、所属事務所の判断なのかは不明ですが、見事に炎上を乗り切りました。本人に非がないとはいえ、これほど見事に乗り切った例は、そんなに多くはありません。

この事例から学ぶことは多いと思います。


関連記事
ネットの炎上事件簿01 Joy祭り
ネットの炎上事件簿02 エアロバキバキ事件
ネットの炎上事件簿03 雑誌「Tarzan」元編集長ブログ騒動
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。