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子供のための歴史講座06:ミッドウェイ海戦

いや〜乱世乱世。時は1942年6月。日本はアメリカに連戦連勝で、日本海軍の山本五十六が、次はミッドウェイ島を攻めることにした。イーーーッパい船を集めて大艦隊での作戦だ。ちなみにミッドウェイ島はここ。
ミッドウェイ島

娘「ちっちゃ!なんでここなの?」

いい質問だ。日本はハワイの真珠湾を攻撃して、アメリカの船を沢山沈めたから、アメリカは船が少ないんだ。だから残りの船を集めて、日本の基地をちょこまかと攻撃していた。これが神出鬼没で捕まえにくい。そこでミッドウェイ島の基地を攻撃すれば、アメリカの船が助けるためにやって来るから、それを叩こうとしたんだ。

娘「おお、なんか頭いい!」

アメリカは空母が3隻に対して日本は8隻。巡洋艦はアメリカが8隻に対し日本は23隻。アメリカは戦艦と潜水艦は0で、日本は11隻と23隻。駆逐艦は4倍以上で、戦力は日本が圧倒的だ。

娘「楽勝じゃん!」

みんなそう思っていたよ。アメリカだって司令官のニミッツに「可能な限りダメージを与えること」と言って、勝てとは言わない。しかし結果を言うと、アメリカの大勝利だった。

娘「なんで日本は負けるの?」

まず作戦が複雑すぎた。ミッドウェイ島を攻撃して、助けに来た空母を叩くという作戦を現場の司令官の南雲中将が理解してなかった。南雲と参謀の源田実は、ミッドウェイ島の占領を最優先に考えていて、空母が来たら攻撃すればいいぐらいに思っていた。
南雲忠一
※南雲忠一中将

娘「ダメじゃん!」

一方アメリカは、空母を1隻も失いたくないから、いざとなったらミッドウェイ島ぐらいくれてやってもいいと考えていた。それは司令官のニミッツが、現場の司令官に徹底して伝えていたんだ。こんな状況で攻撃が始まるが、実は日本の暗号がバレていて、先にミッドウェイ基地から戦闘機が出撃する。

娘「ダメダメじゃん!」

ところが、アメリカの急降下爆撃機の部隊が太平洋で迷子になる。

娘「はぁ?」

アメリカのパイロットは、未熟者が多かったのだ。結局魚雷を積んだ雷撃機だけで日本の艦隊を攻撃するけど、日本のパイロットは優秀だから、ほとんど撃墜してしまう。そんな中、日本の爆撃機がミッドウェイ島に到着して、爆撃に成功する。それ、もう一回爆撃だと盛り上がる。

娘「で、アメリカの空母は助けに来たの?」

来た。しかし日本のレーダーが悪くて、ギリギリまで発見できなかった。日本の空母は基地を攻撃するために爆弾を積んでいた。ところが近くにアメリカの空母がいることに気づいた。慌てて爆弾を外して魚雷に取り替えることにして、空母の上は飛行機と爆弾と魚雷だらけになる。

娘「死亡フラグが立った気がする・・・」

正解!その時に、思いもよらぬ人達が登場する。ミッドウェイ基地から飛び立って迷子になっていた急降下爆撃隊だ。雲の下に船が見えると思ったら、日本の空母だった。彼らは一気に空母めがけて攻撃を開始する。
空母 加賀
※炎上する日本の空母加賀

娘「それってマグレだよね」

マグレもマグレ。神がかったマグレだ。爆弾と魚雷と飛行機が溢れる空母に、爆弾が落ちて空母は大破する。日本は突然攻撃されてパニックだ。これが勝敗を決定したと言ってもいい。この後日本も反撃するけど、空母は火災を消すのか逃げるのか、どれも中途半端なんだ。

娘「日本はどうすれば良かったの?」

やっぱり空母を叩くという目的が一貫してないのが問題だったね。1回目のミッドウェイ島の爆撃が成功した時に、飛行機の半分は魚雷を積んだままで待機するはずだったんだ。だけどミッドウェイ島を占領するチャンスと判断して、全てを爆弾に積み替えてしまった。だからアメリカの空母が近くにいるとわかった時に、全機の爆弾を魚雷に積み替えなくてはいけなくって、時間がかかりすぎたんだ。

娘「その南雲さんは、バカだったの?」

南雲さんは戦艦を率いたら優秀なんだけど、飛行機に関しては何もわからない人だったんだ。だから南雲さんを機動部隊の司令官にしたのは、人選ミスっていう声も多い。参謀に飛行機のスペシャリストの源田実をつけたんだけど、この人は飛行機の戦闘じゃなくて曲芸飛行の専門家だった。

娘「最初からダメダメじゃん」

日本の敗戦を追っていくと、どうもチグハグな戦いが多いんだよね。これは現代の日本にも引き継がれているから、戦争を勉強すると役立つことが多いんだよ。また太平洋戦争は勉強しよう。


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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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