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ヒラリー・クリントン大統領は誕生するか

ヒラリー氏がスーパーチューズデイを制し、民主党候補として米大統領選に挑むことになりそうです。共和党は荒れに荒れていますので、このままヒラリー氏が初の女性大統領になると言われています。しかしそう簡単にいかないのが、アメリカ大統領選挙です。
ヒラリークリントン


今アメリカでは、未曾有の政治不信が渦巻いています。若くて理想を掲げたオバマ大統領は、過酷な現実の前で輝きを失っています。理想を掲げるだけでなく、熟練の手腕で政治を切り盛りするベテランを要望する声に、現在のヒラリー氏はぴったりの候補となっています。

オバマ政権で国務長官という重責を担ったヒラリー氏は、1期目でその役を降ります。これはオバマ色を消すためだと言われました。そして自伝を執筆して夫のビル・クリントン氏の不倫問題を赤裸々に綴りました。これは大統領選挙になると、対立候補から執拗にこのことを攻撃される可能性があるので、先に自ら発表して攻撃を封じたと言われています。

大統領選挙の準備は万端でした。しかし思わぬ落とし穴がありました。メールスキャンダルです。国務長官事態に、ヒラリー氏はセキュリティがかかった政府の携帯電話ではなく、個人の携帯電話を利用していたとして問題視されました。国家機密が漏洩した可能性があるからです。

国務長官時代にアメリカの外交官が襲われたベンガジ事件が起こっていて、ヒラリー氏のメールから情報が漏れていたとなれば、ヒラリー氏は選挙戦だけでなく刑事責任すら問われる事態に陥ります。共和党をはじめ、多くの敵対勢力が、証拠探しに奔走しています。ではなぜヒラリー氏は、こんなことをしてしまったのでしょう。本人は2台も携帯電話を持つのが面倒だったと言っていますが、様々な憶測を呼んでいます。

また保守系メディアは、ヒラリー氏のオバマ色を強調して報道していて、例えばウォール・ストリート・ジャーナルなどは「第3期オバマ政権」と揶揄しています。オバマ政権の首が高齢者に変わっただけ、というイメージはヒラリー氏が最も望まないものです。まだまだオバマ色が払拭しきれていない印象も残しています。

さまざまな面から見て、ヒラリー氏の優位は保たれています。しかしマンネリ感が漂い、それに加えてメールスキャンダルは、致命傷になる可能性もあります。ただ非公式ながら、共和党の中には今回の大統領選挙は、ヒラリー氏に勝ちを譲ろうという声が出ているそうです。今の政治不信下では、ヒラリー氏は1期目で支持率を落とすだろうから、4年後に戦えるというわけです。

ヒラリー氏が大統領になれるかは未知数です。しかし大統領になったとしても、決して順風満帆には行けそうにありません。そしてヒラリー氏以外の誰が大統領になったとしても、今のアメリカの操縦桿を握るのは困難な仕事だと思われます。
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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