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独裁者 安倍晋三の採点簿

安倍総理を独裁者と呼ぶ人がたくさんいますよね。テレビのコメンテーター、新聞、雑誌、ネットなどなどで、独裁者と呼ぶ人を見かけます。そこで安倍総理が独裁者だとして、その独裁者ぶりを採点してみたいと思います。
独裁者安倍


意外かもしれませんが、独裁者は民意を大事にします。専制政治の場合は血統を根拠にしたり、神政政治では神のお告げなどを根拠にしますが、独裁者は民意を根拠に自らを正当化します。民意は多数決によるものが多く、少数派の切り捨てを行います。ヒトラーやムッソリーニがこのパターンですね。逆に見ると、民主主義は原則として少数より多数を優先しますが、少数意見をどうやって取り上げるかが鍵になることがわかります。

安倍総理も強行採決などで、多数で押し切る力を持っています。しかし一方で、憲法改正関連では、ずるずると妥協して解釈の変更に落ち着きました。多数で押し切る力はあるものの、まだまだ弱いと思います。ここはギリギリ及第点でしょうか。

独裁者はいかにして独裁者になるかといえば、近代では国民の圧倒的な支持によります。時事通信や毎日新聞などの最近の支持率調査を見ると、40%台になっています。独裁者として君臨し、政権を維持するには高支持率を超えた熱狂が必要になります。それを踏まえると40%台なんて、お話になりません。これは落第点です。

独裁者は軍を掌握します。軍を味方につけられない独裁者は、短命に終わります。カダフィ大佐のように、軍事クーデターで政権を握る人がいるくらい、軍と独裁者は密接なのです。安倍総理は自衛隊を掌握できているでしょうか。必要となれば、安倍総理とともに国会に乗り込んで国会議員を人質にとり、憲法を停止するような覚悟を自衛隊が持っているでしょうか。とてもそうは思えませんが、本当のところはわからないので、この採点は保留にします。

次はメディアの掌握です。ヒトラーがメディアを利用した独裁の強化を披露してから、クーデターなどがあると必ずメディアを掌握するようになりました。実はメディアは厄介で、単に圧力をかけるだけだと、格好のネタの提供になってしまい、メディアを喜ばせるだけになってしまいます。ですから近年では、軍隊や警察を使って掌握するケースが多く見られるのです。

安倍政権ですが、メディアを掌握するどころか叩かれっぱなしです。賞賛よりも批判が多く、安倍総理に有利に動いてはいません。熱狂させていなければ、批判するメディアの幹部を逮捕させるわけでもなく、銃口を突きつけるわけでもないので、当たり前といえば当たり前ですね。これも落第点です。

というわけで、安倍総理を独裁者として採点すると、ギリギリ及第点が1つと保留が1つに、後は落第点です。総じて独裁者としては落第ですね。独裁者になるには、まだまだ力不足です。自衛隊を掌握すれば、一発逆転もありますが、独裁を歓迎する民意がないと独裁も続かないんですよね。

演説の歯切れの悪さも含めて、熱狂を生むにはキャラが弱く、何よりヒトラーと比較すると経済政策が上手くいっていません。東京五輪という目玉もありますが、これも「民族の祭典」どころか「失敗の祭典」になりそうな気配もありますしね。

そもそも安倍氏自身が2度目の総理に返り咲いた総選挙で、自民党が勝ちすぎるのは良くないと心配していたそうですから、民意の掌握どころか党の掌握に苦慮するような方です。個人的には、独裁者に向いてなさそうに思います。
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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