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ロケットエンジンの飛行機

ドイツの工業力は凄い。凄すぎて理解不能な時があります。例えば飛行機です。飛行機はプロペラをレシプロエンジンで回して飛んでいましたが、第二次大戦後にジェットエンジンを搭載して亜音速の飛行を可能にします。


ところがドイツはレシプロエンジンの次にジェットをすっ飛ばしてロケットエンジンを選択します。しかも大戦中にロケットエンジンで離陸から着陸までやったのですから驚きです。ロケットエンジンの開発は各国がやっていましたが、ドイツは抜きん出ていたのです。

ロケットエンジンを搭載したメッサーシュミットMe163の特徴は以下の通りです。
messerschmitt-me163-komet_15.jpg


・当時では考えられない速度と上昇力を持つ。
・速すぎて撃墜はほとんど不可能。
・速すぎて自らが撃つ機銃も当たらない。
・巡行距離が極端に短く、近場で1回攻撃したら退散。
・空気抵抗を減らすため、離陸後に車輪を切り離していた。そのため着陸は内蔵のソリを使って胴体着陸に近い形だった。
・加速が速すぎて、時々パイロットが失神する。

メリットよりもデメリットが多い気がしますが、ドイツはこれを使い続けたんですね。ゲルマン魂ここにありですが、連合国は航行距離が短いのを幸いに、空港を迂回してドイツ本土に攻め入ったようです。

試作ではなく実戦投入され続けたと言うのが、なんともドイツらしい気がします。
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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