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北朝鮮を追い詰める米韓合同軍事演習

今年3月、米韓合同軍事演習を行うために、アメリカの空母ジョン・C・ステニスが韓国に入港しました。空母打撃群をこれ見よがしに引き連れてアメリカ軍が韓国に行ったのは、北朝鮮への圧力とみていいと思います。何がどう圧力になるのか?今日はその話です。
ジョン・C・ステニス


北朝鮮の原油備蓄量は、毎年70万トンと言われています。原油代金を支払わないため、中国は輸出を中止していましたが、質の悪い原油を輸出するパイプラインは絶えず原油を流さないと詰まってしまうため、最小限の量を流しています。70万トンという量は、日本の年間輸入量2億トン、韓国の輸入量1億トンと比較すると、いかに少ない量かわかると思います。

その中で発電など市民生活に必要な原油を差し引き、いくばくかが軍用になります。その量は絶望的に少ないと言えるでしょう。ですから北朝鮮は軍事強化のため、核開発と特殊なゲリラ戦に特化しています。しかし目と鼻の先で米韓合同軍事演習が始まると、様子が変わってきます。

空母打撃群は空母を中心に数十隻の船舶、潜水艦から構成されます。そんな大艦隊がすぐ目の前で、軍事演習を始めるのです。今回の旗艦ステニスはニミッツ級の最大級の空母です。ファンファーレこそ鳴らさないものの、まさに鳴り物入りの状態で現れて、派手にミサイルを撃ったりするわけです。

北朝鮮としては、警戒のために軍隊を派遣せざるをえません。貴重な石油を見張りのために使わなくてはいけないのです。さらに空母打撃群のミサイル駆逐艦には、当然のように核弾頭があるはずで、いつでも平壌への核攻撃可能を意味します。さらにアメリカは今回の合同演習で、上陸作戦の訓練も行います。これが何を意味するか明らかです。そのため北朝鮮は、あらゆる警戒レベルを上げざるを得ません。

北朝鮮は、ミサイル開発でいつでも米本土を攻撃できることを見せつけました。今度はアメリカが、いつでも北朝鮮を灰にできると言っているわけです。そして北朝鮮は、なけなしの石油を使って警備しています。もちろんアメリカは軍備で脅すだけでなく、米朝交渉を秘密裏に(もっとも公然の秘密ですが)行っています。その効果が現れそうです。

ここにきて、アメリカと北朝鮮が休戦中の朝鮮戦争終結と平和協定に向けて話し合う可能性が出てきました。それが朝鮮半島に安定をもたらすのか、不安定さを増すのか、今はまだわかりません。
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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