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イギリスの変態兵器 再び

多分、イギリスは真面目にやっている。しかし真面目にやっているとは思えない、変態兵器の王国とも言える。今回もイギリスの斬新な兵器を見ていきましょう。


粘着手榴弾
粘着手榴弾

半液状のニトログリセリン入りのガラスビンを強力接着剤で包み、敵の戦車に貼り付けて爆破する手榴弾です。戦車に叩きつけてガラスが割れてニトロが染み出すと接着力が高まる優れもの?です。ピンを抜くとケースが外れ、接着剤がむき出しになります。

問題は戦場の戦車は泥まみれで接着剤では簡単にくっつかないことと、注意して扱わなければ戦車にではなく自分の手や服ににくっついてしまうことでした。ピンを抜いた後にズボンにくっつき、脱いでズボンごと投げたなど、戦果よりもこの手の話題の方が多いのも特徴です。

ちなみに、これらの欠点から陸軍の兵器委員会は却下しましたが、なぜかチャーチルが気に入って大量に生産されました。


スイングアーム式射出装置
スイングアーム式射出装置

これは厳密には兵器ではありません。飛行機が墜落する時に、パイロットが脱出する装置で、マーチン・ベイカー社が考案しました。シュールな絵が全てを物語っています。これが採用されたかは、察して下さい。


対戦車擲弾発射器 PIAT
対戦車擲弾発射器 PIAT

第二次大戦中のロケットランチャーです。なんとバネで弾頭が飛びます。弾頭を発射した勢いを利用してバネが戻り、次の装弾が可能になる優れた機能を持っています。

欠点は、最初の1発目は人力でバネを押し込まなくてはいけないことです。尋常じゃなくバネが硬いので、マニュアルには身長167cm以下の人ではできない可能性があると書かれていました。

もう1つの欠点は、弾頭をバネで飛ばすシンプルな機構ゆえに、水平より下を狙うと弾頭が転がり落ちることです。

なお、改めて書くほどの欠点ではないですが、あまり命中しなかったそうです。


最近知ったのですが、ミリタリーマニアの間では、変態兵器が生まれると「フォースの暗黒面に落ちた」ならぬ「兵器の英国面に落ちた」と言われるそうです。まだまだ変態兵器はあるので、随時紹介していきたいと思います。
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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