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東京都知事選の混乱っぷり

もうすぐ都知事選ですが、本命がいないので盛り上がりに欠けています。候補者が21人も出ているのに、争点が不明確で都政と国政を履き違えた発言も多く、何がなんだかわからないですね。

都知事選


自民党の混乱は、前回の都知事選に始まります。猪瀬氏の辞任後の選挙で、候補者の擁立ができずに舛添氏を担ぎました。小泉進次郎氏が、党を除名された人を公認するのか?と言ったように、党内には不満がありました。さらに当選してからの舛添氏は、自民党の意に沿わない動きをしていたようです。

安倍政権が巧みに韓国政府と距離を置いたのに、都市同士の二元外交を展開したのが、その一例です。それに加えて任期中の辞任となれば、自民党内に責任論が出てくるのも当然でしょう。今回の自民党は、全員が納得する候補を選ぶのは困難でした。

その間隙を突いて出馬宣言したのが、小泉純一郎氏にベッタリで、干されていた小池百合子氏です。小池氏は策士で、解散権もないのに都議会の解散や、韓国人学校の白紙化など注目を集める発言を序盤に展開して、選挙の主役の1人になりました。この出鼻をくじく作戦は、いかにも小泉流ですね。

そして困った自民党は、元岩手県知事の官僚で、内閣の経験もある増田氏という無難な所に落ち着きました。東京一極集中を批判した地方の改革派知事が、東京都知事選に出るのは地方の改革派からすると実にガッカリだったと思います。しかし経験値からすると、21人の候補者の中では抜群の候補でもあります。

野党も混乱しました。今の自民党の勢力に立ち向かうには野党統一候補が必要と考えるまでは良かったのですが、候補者選びに難儀します。野党候補の中では共産党が推薦する宇都宮健児氏が、最も強力な候補者でした。しかし当然ながら、民進党の後ろ盾である連合東京が猛反対したはずです。そもそも労働組合の世界で、与党の連合東京の民進党と、野党の全労連の共産党が手を組むことに無理があるのです。

野党候補には「アイアム ノット アベ」の古賀茂明氏の名前も出ますが、これも連合東京が賛同するはずもなく、結局は賛成ではないけど反対でもない鳥越俊太郎氏に決定しました。連合東京は、鳥越氏を推薦せずに中立という立場を取っていることが、何より象徴的だと思います。

このように積極的に選ばれたわけではない増田氏と鳥越氏に加え、呼ばれてもいないのにやる気満々の小池氏が争点なしで争っている構図ですから、盛り上がるはずもありません。それでも次の知事を選ぶまでの時間は迫っています。

それでは最後に、イギリスの首相だったウインストン・チャーチルの名言を記したいと思います。

「選挙とは、今の世の中の現状でロクでもない候補者たちの中から、誰に税金を分配させたら、一番マシかを消去法で選ぶ行為のことだ。要するに、そもそも選挙とは忍耐である」
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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