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報・連・相は必要か?

社会人の基本と言われる「報・連・相」ですが、これって本当に必要なんですかね? 必要かどうかは、これを受ける側にかかってくると思うのですが、「報告・連絡・相談」する側の責任が語られることが多い割に受ける側の責任が語られることが少なすぎるように思います。
報連相


ご存知の方も多いと思いますが、岐阜県の未来工業という会社は、社長の指示で「報・連・相」が禁止になっています。指示は徹底していて、社長が営業所を新設することを直前まで知らなかったなんてことも、よくあるそうです。社長によると「上司にお伺いを立てていると、自由な発想も自主性もなくなる」「上手く行っている社員は顔を見ればわかる。上手く行っていない社員には、上司が声を掛ければいい」とのことで、「報・連・相」は無駄なのだそうです。

ちなみに前に勤めていた会社の上司に、私の「報・連・相」を受けたがらない人がいました。曰く「どうせ、ろくな話じゃない」だそうで、もちろん私も「上手くいっています」なんて報告はしたことがなく、「もう、ムチャクチャで、どうしましょう?」みたいな話ばかりでした。しかし「明日にしろ」などと言われれば面白いもので、意地でも報告したくなります。トイレについて行って、小便器を前に並んで、一方的に報告するような嫌がらせを楽しんでいました。

もっともこの上司は必要なら自分から報告を求めるスタイルで、とても仕事が抜群にできる人でした。そこで私も真似をして、報告を受けないようにしてみました。支給されたiPadのカレンダーを課内で同期して、予定を書き込んでもらうことにして、指示もリマインダーに書き込むスタイルで、全く顔を合わせなくても課員の行動と予定は把握していました。その中で気になることがあれば、こちらから連絡して報告を求めていたのです。数人の課員でも、全て報告を受けると時間を大きく取られるので、この方が効率的でした。そして疑問が生まれたのです。

何かにつけて「報・連・相」を求める人は、「報・連・相」に時間を使って何を知りたいのだろうか?という疑問です。部下の進捗状況を管理できていない人ほど、不安になるので「報・連・相」を求めてくるように思うのは、私だけですかね? 本来は一度受けた報告を後からもう一度聞くなんて、管理職として恥ずかしい行為ですが、全く気にしない管理職も沢山いますよね。何度も同じことを報告させられた経験は、私だけではないと思います。

中には、耳障りの良い報告だけを望む人もいますが、こういう人は管理職に向いていません。株主になるべきだと思います。嫌な報告が続くなら、株を売却すれば聞かなくて済みますしね。

そして最悪なのは、決断を先送りにするために「報・連・相」を求めるパターンです。決断できないからさらなる報告を求め、報告の内容にケチをつけ、時間稼ぎをする光景を目撃した人も結構いるのではないでしょうか。これが始まると組織は静かな死に向かいます。汗をかき、忙しく動き回りながら時間とお金を浪費しながら、生産性がゼロになるのです。

というわけで「報・連・相」は悪いことではないと思いますが、目的意識が希薄では互いに時間の浪費でしかなく、実際にそうなっているケースが多いと思うのですが、いかがでしょうか?

もちろん全ての「報・連・相」を否定するつもりはありませんよ。ただ私が見てきた中で、無駄に見えるケースが多かったということです。
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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