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小池百合子のチラ見せ

結果論になりますが、都知事選は小池氏が反安倍政権の姿勢をチラリと見せたことが、戦局を変えたように思います。それが終盤にきて、安倍総理の小池氏でもかまわないという発言に繋がり、組織票にも影響が出たように思います。
小池百合子


東京都は2020年のオリンピックを控えて、政府との連携が重要になる時期を迎えます。そのため野党統一候補で、反安倍政権を掲げる鳥越氏が当選することだけは、避けたいと思っていました。何かにつけて、反対姿勢を示すことが予想されるからです。

小池氏は、防衛相時代に安倍総理とは溝ができています。安倍氏を無視して小泉元総理にベッタリだったからです。さらに安倍総理の自民党内での反対勢力である、石破茂氏の水月会のメンバーでもあります。さらに小池氏は五輪組織委員会会長の森喜朗氏とは、決して仲が良くないことも知られています。

そこに小池氏が、出馬宣言の前に小泉氏との接触したというニュースが小さく出ました。細川護煕氏とも同様な話がありました。恐らく小池氏は、小泉氏、細川氏との連携も模索していたと思われます。なにせ小池氏は細川氏の日本新党の出身者ですし、小泉氏と細川氏は前回の都知事選で負けています。再挑戦の意味で、小池氏との連携もムチャクチャな話ではありません。

この両名と連携するとなると、小池氏は選挙戦において反安倍政権、反原発も取り入れることになります。つまり自民党から見て、安倍政権の最大の脅威は鳥越俊太郎氏ではなく、小池氏の方だったのです。そして小池氏は自身が反安倍政権の旗手になることをチラチラ見せながら、実際にはそこまで踏み込みませんでした。

小池氏の戦略は、典型的なビッグスティック(相手を殴りつける棒を持ちつつ、穏やかに話す)でした。実際に殴りつけたら、自民党はなりふり構わず小池潰しに動いたでしょうが、小池氏は穏やかに話し続けたので、泥沼にはなりませんでした。老獪さで勝ったのか、たまたま上手くいったのかはわかりませんが、反安倍政権姿勢のチラ見せは、選挙戦の終盤にきて効いてきたように見えました。

もう一つの勝因を挙げるなら、鳥越俊太郎氏の迷言、迷走でした。無党派層の票が大量に流れたのは、鳥越氏の自爆が大きかったと思います。参謀がいないのか?と思える行き当たりばったりの選挙戦で、女性問題がなくても当選はなかったと思います。近年の選挙で、これほど評価を下げた人も珍しいでしょう。岩手県知事時代と言うことが違うと指摘された増田氏は集票力が鈍ったこともあり、鳥越氏が喋れば喋るほど無党派層が小池氏に流れていきました。

今後、小池氏は自民党都連にメスを入れると言われています。その意味で小池氏がビッグスティックを見せるけるだけで、実際に殴らずに勝利したのは大きいと思います。2020年の東京オリンピックまで、小池氏はナタを振る資格を手に入れたようです。後はお手並みを拝見しようと思います。
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プロフィール

井上 毅

Author:井上 毅
はねもね
福岡県出身
東京都在住
以前やっていたブログ「はねもねの独り言」の続編です。

外資系金融機関に勤めながら、あちこちに出没しています。

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